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泉美木蘭
2016.6.6 23:33

甘利氏の厚顔無恥っぷりに驚く

甘利氏がしれっと出てきてびっくりこいた。
なんかもう、厚顔無恥っぷりが凄い。
4か月も睡眠障害で療養していて、説明責任もうやむやのまま、
国会が閉会したら、途端に治って出てきちゃうんだもん。
証拠不十分で不起訴ということだけど、
舛添氏より甘利氏のほうがよっぽどの悪代官だと思うんですが。
これで参院選の応援演説なんかで、再びあの
「やせ我慢の美学」だの「生きざま」がどうのと
美辞麗句をばら撒いて、イメージを回復してしまうんだろうか。

甘利氏は、顔が温厚そうなパーツを揃えているから、騙されるのか?
堂々と悪をはたらいて、「不起訴ですが、なにか?」とさっぱりした顔で
出てくるこの黒々しさにくらべて、
舛添氏は、あまりにつるセコで、すぐ狼狽するもんだから、
それを追い詰めるのが面白くて、また、出て来る話がいちいち身近で、
庶民の娯楽としての視聴率が上がってしまうのかもしれない。

たしかに、きのうの釈明会見で、ケジメをつけるために、
湯河原の別荘を売却するので、買い手を探しています、
と、自分の不動産売却の宣伝をしてしまう、これまたつるセコ感には
ずっこけた。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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